千曲市戸倉のとたに接骨院です。
引き続き腰痛の云々です。
前回は「誇大広告に惑わされるな!」という内容でした。
今回はコルセットについて云々言いたいと思います。
腰痛を経験した方なら一度は使ったことがあるのではないでしょうか?
中にはいくつもコルセットを持っている方もいるでしょう。
コルセットの話題になると必ずと言っていいほど聞かれることがあります。
「コルセット着けるとかえって良くないんでしょ?」などと云々。
いやこれホントよく聞かれるんですよ。
「接骨院と整骨院って何が違うの?」より聞かれるかもです。
僕はこう答えます。
「いやいやそんなことないよ」
良くないなら存在する意味分かんないですからね。
それではコルセットをつける意義をご説明しましょう。
ここでは整形外科的な疾患による腰痛についての一般論としてお話します。
腰が痛いとゆー事は、腰に何らかの炎症が起きているとゆー事です。
炎症が起きているとゆー事は、少なからずそこに組織の損傷があることを意味します。
その傷んだ組織に刺激が加わることで痛みが生じます。
どこに炎症が起きているかによって、痛みが生じる条件は違います。
どの方向に動くと痛いか。
どの座り方が痛いか。
どの角度で寝ると痛いか。
症状の程度によってもバラバラです。
しかしヘルニアだろーが狭窄症だろーが何だろーが、この痛みが生じるメカニズム自体は基本的には変わりません。
ではコルセットを着けるうえで最も重要な効果は何か?
それは「固定」です。
腰の動きを制限する事によって、傷んだ組織に刺激を加えないようにするとゆー事です。

腰の構造をざっくりモデル化した模型がこちらです。
腰を固定するとゆー事は、この腰椎を固定するとゆー事です。
勘のイイ方はこの画像を見て「ピン」とくると思います。
上半身はこんなに細い柱で骨盤に乗っかっていて、この細い柱を周りの筋肉で支えているのです。
腰椎と腹筋の間には内臓があるため、骨による支えがないんです。
そりゃ痛くなるわって思いません?
・・・ん?思わない?じゃいーや。
ここで一つ疑問が湧きます。
「コルセットで本当に固定できるの?」
コルセットって割と柔らかいものが多いし、腰椎に直接巻けないんじゃあまり固定にならないんじゃない?って思いません?
・・・ん?思わない?じゃいーや。