千曲市戸倉のとたに接骨院です。
「接骨院と整骨院って何が違うの?」
こんな質問をよく受けます。
皆さんはこの違い分かりますか?
答えは「同じ」です。
どちらも「柔道整復師が施術を行う施術所」で、言い方が違うだけです。
「美容院」と「美容室」みたいなことです。
昔は「接骨院」か「ほねつぎ」という呼び方が一般的でした。
以前お話ししたように、接骨院とは怪我の治療をするところです。
「ほねつぎ」とは「骨接ぎ」の事です。
つまり昔は、「接骨院」=「折れた骨や外れた関節を元に戻す所」という認識がしっかりと定着していたという事です。
今はほねつぎって言ったら「?」って顔をされることもしばしばです。
「折れた骨や外れた関節を元に戻す」って、想像しただけでも痛そうですよね?
つまり「接骨院」=「痛い事をする所」みたいなイメージなんですよね。
別に痛い事ばかりじゃないので「もうちょっとソフトなイメージのネーミングはないかな?」と業界は考えます。
そこで「骨を接ぐ所」ではなく、「骨を整える所」という考えで「整骨院」という名前を使うところが増えたのではないでしょうか?
確かに「接ぐ」と「整える」では”中らずと雖も遠からず”な印象です。
しかしここでまた新たな問題が。
「じゃあ整体とは何が違うの?」問題です。
同じ「整」の字が入ってますもんね。
ただこれを聞かれると非常に困ります。
なぜなら、「整体」というものの定義が存在しないからです。
そもそも「整体師」という国家資格はありません。
つまり「整体師」が何をする人なのか、決まってないんです。
マッサージっぽいことをするところもあれば、ストレッチっぽいことをするところもあるでしょう。「骨盤矯正」やってるかもしれません。
だから「何が違うの?」って聞かれても、よく分からないんです。
(ちなみに、「マッサージ」が正式に認められているのは「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持った人だけです。知ってました?)
前述の通り、昔は「接骨院」や「ほねつぎ」が正しく認知されていましたが、最近はほとんどできていません。
非常に残念なことに、同業者ですら正しく認識できていません。
怪我を診ない接骨院が増えてます。
「骨を接げない」ほねつぎが増えてます。
そりゃみなさんがわかんなくて当然ですよね?
とたに接骨院は、ちゃんとした「ほねつぎ」です。
怪我に強い、とたに接骨院。
どうぞお見知りおきを。
結局これが言いたかっただけです・・・
などと云々。
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