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​戸倉でほねつぎが云々。

千曲市戸倉のとたに接骨院公式ブログです

怪我や症状の事、業界の事、どーでもいー事、いろいろ云々と言っていきたいと思います

インフル予防接種はするべき?

更新日:2020年10月8日

千曲市戸倉のとたに接骨院です。


皆様ご心配・ご迷惑をお掛け致しました。

無事にインフルエンザから回復致しました。


え?心配はしてない?

まぁいーや。


今回は結果として妻以外全員が罹患しました。


パンデミック・・・


次男から始まり四男、長男、僕、三男と次つぎと男衆が倒れていく中

妻強し。


毎年我が家は予防接種を受けています。

子供全員接種するのも一苦労なんです・・・


もちろん今年も接種していました。

が、ほぼ全滅・・・


こんな話をすると決まって

「予防接種意味ある?議論」

が沸き起こります。


「予防接種してもかかるんなら意味無いじゃん」などと云々。

「どうせ感染は防げないんだからなってから治療すればいいじゃん」などと云々。


こんな話よく聞きますよね?

実際のところはどうなんでしょうか?


結論から申しますと

絶対打った方がイイ!!


これを理解するにはまずインフルエンザについて理解しなくてはなりません。


インフルエンザとは?

まずインフルエンザとは何なのか?


厚労省のHPにQ&Aが掲載されていますのでそのまま引用させて頂きます。

Q.1: インフルエンザと普通の風邪はどう違うのですか?

 一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。  一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。


普通の風邪とは違うんですよと。


まず高熱が出ることが特徴ですね。

実際僕の39度近く出ましたし、次男も40度くらい出ました。

しんどかった・・・


そして僕の場合は喘息持ちなので、咳が止まらなかったですね。

もう喉の奥が熱くて痛いんです。

しんどかった・・・


まあもっとわかりやすく言えば

普通の風邪ではあまり死人は出ませんがインフルエンザでは

毎年沢山亡くなっています。


厚労省の発表によりますと

・平成29年:2,569人

・平成30年:3,323人


近年でもこれだけの方が無くなっています。


しかもこれ、インフルエンザ脳症などの直接的な死因だけなんですね。

つまり二次的に肺炎を起こして、それにより亡くなった方の死因は肺炎になるんです。

要するに潜在的にはもっといるとゆー事ですね。


世界的に見ても毎年何百万人とゆー方が無くなっている恐ろしい病気なんですね。



ワクチンはどう効くの?

ではインフルエンザワクチンはどのような効果があるのでしょうか?


こちらも厚労省のQ&Aから引用させて頂きます。

Q.21: ワクチンの効果、有効性について教えてください。

 インフルエンザにかかる時は、インフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。  ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果を期待することはできません。発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。  国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。


まず重要なポイントは

感染を防ぐ効果は無い

とゆー事ですね。


って言うと

「ほらやっぱり意味無いんじゃん」などと云々。

ここが勘違いポイントですね。


そもそもインフルエンザワクチンは感染を予防するためのものではなく

・発病を防ぐ

・発病した際に重症化することを防ぐ

為のものなんですね。


ウイルスが細胞内に侵入することを

「感染」

と呼びます。


細胞内でウイルスがものすごい勢いで増殖していきます。

増えれば増えるほど発病しやすく、重症化しやすくなる訳なんですね。


つまりインフルエンザワクチンの効果は

「細胞内でのウイルスの増殖を防ぐ」

とゆー事なんです。


それでももともとの体質により増殖する度合いが違いますし、ワクチンの効果も個人差があります。

なので打っても発病してしまうことがあるんですね。


だからと言って意味無いとするのはちょっと違います。

打ったからこそその程度の症状で済んだんです。


僕は毎年予防接種をしていますが、罹患したのは今回が初めてです。

それでも39度近くまで熱が上がりました。


もし打ってなかったらと思うと・・・

ちょっとゾッとしますね。


そして「なってから治療すりゃいいじゃん理論」ですが、ここにも問題点があります。


先程死亡者数を出しましたが、毎年のようにあれだけの死者を出しているんです。


これだけワクチンを打つ人が多いにも関わらず、です。


症状が軽ければ治療によりすぐ回復できるでしょう。


しかし、たまたまかかったその1回が重症化してしまったら・・・

重症化したことにより重篤な後遺症が残ってしまうかもしれません。


ましてや亡くなってしまったら治しようがありません。


こーゆー悲劇を少しでも減らすためにワクチンが存在するんです。


先手を打って軽く済むようにしておいて損することは無いですよね?




そしてもう一つワクチンを打つ意義が

「感染拡大を防ぐ」

です。


先程ワクチンの効果が

「ウイルスの増殖を防ぐ事」

だと言いました。


そしてウイルスが増えれば増えるほど発病しやすくなると。


さらに言えば、増えれば増えるほど

「外に出て行きやすくなる」

とゆー事なんです。


ウイルスが増殖するとゆー事はそれだけ

「人に感染させやすくなる」

とゆー事なんですね。


小さい子供や高齢者がいる家庭の人ほど接種が推奨されているのはこーゆー理由なんです。


増えなければそれだけ出て行きにくいわけですから、当然感染拡大を防ぐ事につながります。




もちろんワクチンにも副作用はあります。


代表的なものは

「アナフィラキシーショック」

です。


これはつまり「極端に強いアレルギー反応」ですね。


まれにこーゆー症状が出る場合がありますので、出たことがある方はやめた方がイイでしょう。


その他に特別な理由がなければ

インフルエンザ予防接種は絶対受けるべきです!


自分を守るため、大切な家族を守るため、是非接種してください。



 

ご理解頂けましたでしょうか?


まだまだ各所で流行しているようなので、皆様お気をつけください。


ホントに気をつけてくださいね。


ホントにしんどいんだから・・・

などと云々。

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