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© 2018 とたに接骨院 / 鍼灸マッサージ院 妙

膝に水が溜まるということ。後編「必要なのは蛇口を閉めること」

最終更新: 1月20日

千曲市戸倉のとたに接骨院です。


前回に引き続き膝に水が溜まるお話です。


注射で抜いた方が良いか、否かというお話でした。


正解は?・・・


そう。

「どっちでもいい!!」

でしたね?


今回はその回答についてさらに詳しく云々と言おうと思います。






ではまず、関節包の中に水が溜まるプロセスについて簡単にご説明します。


そもそも正常な関節にも「滑液」と言う水があるというお話は前回しましたね。

役割はその名の通り潤滑油です。


ではなぜ潤滑油が増えるのか?


それは「滑液」を分泌する「滑膜」(関節包の内側の層)に炎症が起こり「滑液」を分泌する働きが促進されるからです。


「ん?」ですよね?


もうちょっと噛み砕きましょう。

膝関節モデル

膝が痛い人はたくさんいると思います。


でも一口に膝が痛いといってもその原因は様々です。

半月板を痛めている人もいれば、変形性関節症で関節軟骨を痛めている人もいます。


その症状は様々ですが、皆さんに共通している症状は


「痛み」


です。


ポイントはこの痛みなのです。


「痛い」ということはそこに「炎症」が起きているという事です。

「炎症」が起きているという事は、その組織が少なからず損傷しているという事です。

水が溜まる多くの方が、「痛み」を我慢しながら生活しています。


「痛み」の出る動きや姿勢を繰り返すという事は、

傷口に塩を塗りながら


生活しているようなものなのです。


「痛み」というのは患部から発せられる言わば「危険信号」なのです。

その信号が無視され続ければだんだん信号自体が強く発せられるようになります。


つまり炎症が強くなったり、広がったりするわけです。

最初は滑膜以外の組織が炎症を起こしていたとしても、その炎症が滑膜にも及んで滑液をいつも以上に分泌し、水が溜まるのです。



つまり「原因」(=炎症)があり、その「結果」として水が溜まるのです。


ではどう対処するのがベストなのでしょう?


ではここで例え話を一つ。


茶渋などの頑固な汚れが付いた食器を漂白剤につけおきしたことはありませんか?

その時のことを思い浮かべてください。


え?無い?

じゃ無い人はテキトーに想像してください。(←急に投げやり)


バケツに食器を入れて、漂白剤を入れて、蛇口をひねって水を入れます。

(水じゃなくてお湯を使う云々、入れる順番が違う云々、バケツは使わない云々、などのツッコミは一切受け付けません。)


しかしこの後事件が起きます。


水を止め忘れてバケツから溢れてしまいました!


あなたならどうしますか?とゆーお話。


皆さん当然

蛇口を閉めますよね?


まず水を止めることが最優先ですよね?


ここでバケツを関節包に置き換えてください。

水は言うまでもなく滑液です。


盲目的に水を抜き続けるだけとゆー事は、

バケツから溢れてこぼれた水を拭くだけなのと同じです。

「まずは水を止めぃ」とゆー千鳥ノブのツッコミが聞こえてきそうですね。



つまり生活の中で痛みが出る動きや姿勢を制限しない事には、一向に水は引かないのです。

なぜなら、その動きや姿勢が原因で炎症が起きているからです。


しゃがむと痛いならしゃがまない、正座が痛いなら正座しない、といった具合に痛みそのものをなるべく引き起こさないように生活する必要があります。

自分の意識だけで制限する事が難しければ、包帯を巻いたりサポーターをしたり、物理的に動きを制限する必要があります。


そういった対処が出来ていれば、注射を使わなくても水は段々引いていきます。


注射で抜かなきゃいけないのは、水が溜まりすぎて内圧がパンパンになりそのせいで痛い時や、血が混じってないか確認する必要がある時くらいのものです。


血が混じっていれば靭帯が切れたり骨折していたり、大きな怪我がある証拠ですから、今回のお話は当てはまりません。


いかがでしたか?

「どっちでもいい!!」の意味がご理解いただけましたでしょうか?


ちなみに、痛み止めを飲む(注射する)のも、水を抜くという事と同じようなものです。



それについてはまた今度詳しく云々しましょう。

今回は膝に水が溜まった時のお話でした。

などと云々。