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​戸倉でほねつぎが云々。

千曲市戸倉のとたに接骨院公式ブログです

怪我や症状の事、業界の事、どーでもいー事、いろいろ云々と言っていきたいと思います

お薬のお話vol.1「湿布で冷やす?」

更新日:2020年10月8日

千曲市戸倉のとたに接骨院です。


皆さんは普段の生活の中で「お薬」を使ったことはありますか?


・・・うん、無いって人はほぼいませんね。

今の世の中には医学の進歩により、処方薬・市販薬を問わずたくさんの種類のお薬があります。


その中でも我々の業界に関わりの深いお薬について云々と言いたいと思います。


今回はみんな大好き(?)「湿布」のお話です。


どこか痛いところがあるとあちこちに湿布を貼っている方、結構いますよね?

はい!そこのあなた!

じゃあ「湿布の役割」ってご存知ですか?


これ結構勘違いしている方多いんですよね~


だからよく

「冷湿布と温湿布どっちがいいの?」

などと云々。


はい、僕はこう思っています。


お好みで!



どーゆー事かご説明します。



 

実際に市販されている湿布を見てみましょう。


V6岡田准一さんのCMでおなじみ、久光製薬のフェイタス®のwebサイトの内容をご紹介します。

http://www.hisamitsu.info/feitas/


ん~・・・かっこいいですね~


このフェイタス®にどーゆー効き目があるかと言いますと・・・


フェイタス®効果
フェイタス®効果

こーゆー事です。


これだけ見てもキョトンですよね?


上の図の「痛みのもと プロスタグランジン」と書いてあるのがお分かりですか?


「痛みのもと」とゆーのはいわゆる「発痛物質」と言われるものです。


体の組織が傷つくと、その壊れた組織で炎症が起きます。

その過程で「発痛物質」が作られて痛みを感じるわけですが、フェイタス®に含まれる「フェルビナク」や「ジクロフェナクナトリウム」とゆー「抗炎症薬」の成分が、「プロスタグランジン」とゆー発痛物質が作られるのを邪魔します。


発痛物質が作られにくくなるので痛みが出にくくなる、とゆーのがこのフェイタス®の効き目です。


だいたいどの湿布もこの基本的なシステムは同じですね。

「抗炎症薬」が「発痛物質」の生成を抑制することで炎症を抑え、痛みを和らげるとゆーのが湿布の役割です。


そう、つまり湿布とは

張るタイプの痛み止め

なんです。


痛い時に痛い場所に貼るのが湿布です。


じゃあ「冷湿布と温湿布どっちがいいの?」問題についてご説明しましょう。


今度はフェイタス®の成分表を見てみましょう。