千曲市戸倉のとたに接骨院です。
前回の続きです。
単なる足の捻挫が、実は靭帯断裂だったり、実は骨折していたりすることが多いというお話をしました。
今回は、足の捻挫が誤診されやすい理由についてご説明します。
その理由は、大きく分けて3つあります。
まず1つ目に、靭帯はレントゲンには写りません。
なので普通にレントゲンを撮影しても靭帯が切れているかどうかはまず分かりません。
「ストレス撮影」という、その靭帯が正常に機能しているかを判断する特殊な撮影方法でなければ、レントゲンで靭帯が切れているかを判断することはできないのです。
しかし残念なことに、この「ストレス撮影」はあまり行われないのが現状です。
「骨は大丈夫ですね」と言われて薬を出されて終わり、そんな話をよく聞きます。