千曲市戸倉のとたに接骨院です。
今回は足の捻挫について云々と言いたいと思います。
ほとんどの方が経験しているのではないでしょうか?
なので何となく「ネンザ」=軽傷と思ってしまう方も少なくないと思います。
この仕事をしていると、別に捻ったわけでもないのに足首が腫れたり、歩いているだけでしょっちゅう捻っちゃうっていう患者さんが多くいます。
皆さんの中にもそのような方がいらっしゃるのではないでしょうか?
実はその症状、「足首の靭帯が切れている」もしくは「骨折している」可能性が非常に高いのです。
「・・・は?」と思う方もいるかと思いますが、これが実は結構多いんです。
つまり過去の捻挫で切れた靭帯がちゃんと治っていなかったり、捻挫だと思っていたやつが実は骨折していて、その後遺症で腫れたり捻ったりしやすくなっているのです。
そもそも「捻挫」とは、関節を捻った事により靭帯や腱などの組織(骨以外)を損傷したものの事です。
つまり一口に「ネンザ」と言っても、軽症から重症まで幅広くあるのです。
靭帯断裂も捻挫です。
そして実は捻挫ではなく骨折だった、なんてケースも決して少なくないのです。
ではどんな怪我が多いのか、図を使って簡単に説明します。
最も代表的なものは、前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)の断裂及びその付着部の裂離(れつり)骨折です。
