2019年1月16日

膝に水が溜まるということ。前編「水は抜いた方がいい?」

最終更新: 2020年10月8日

千曲市戸倉のとたに接骨院です。

突然ですが、皆さんは膝に水が溜まったことがありますか?

意外と多いかもしれませんね。

膝に水が溜まった時の治療法はご存知でしょうか?

「注射で抜かなきゃいけないんじゃないの?」

「いや、抜くとクセになるっていうから炎症止めの薬を飲んだ方がいいんじゃないの?」

などと云々。


ではそもそも、「膝に水が溜まる」とはどーゆーことでしょうか?

「膝に水が溜まる」を医学的な言い方をすると

「膝関節の関節包内に水腫を認める」

とゆー事になります。

はい、よくわかりませんね?

簡易的な膝の模型を使ってご説明します。

膝関節モデル

大まかな構造はこんな感じです。

で、関節包(かんせつほう)はどうなっているかと言うと

関節包イメージ

この赤い部分が関節包です。

関節包とは文字通り関節を包む袋状の組織です。

関節包の内側の層は滑膜(かつまく)と呼ばれていて、滑液(かつえき)と言う「潤滑油」的な水を分泌しています。

つまり通常の状態で水はあるんです。

じゃあ溜まっているとはどーゆー事か?

何らかの原因でその水が増えてしまっている状態なんです。

滑液は通常黄色っぽい透明な液体ですが、注射で抜いた時に血が混じっているケースがあります。

その場合、関節の中で怪我をして出血しているとゆー事です。

代表的なものに「前十字靭帯」の断裂があります。

スポーツが好きな方は一度は耳にしたことがあるかと思います。

これはすぐに手術をした方がいいやつですね。

リハビリも大変で時間がかかるので早い方がいいですね。

大きな怪我がなく水が溜まっている場合は、血が混じることはありません。

怪我以外の原因で水が溜まっているとゆー事です。

その場合はどーしたら良いでしょうか?

やはり注射で抜いた方がいいでしょうか?

週に一度、整形外科に行って注射で水を抜いてもらっている。そんな生活を何カ月も続けている方もいます。

「じゃあやっぱり抜いてもクセになるから抜かない方がいいじゃない。」

「いやいや、放っておいても溜まるんだから抜かなきゃいけないじゃない。」

などと云々。

どっちがいいんでしょうか?

勿体ぶりますねぇ~

そろそろ正解を発表しましょうかね。

正解は・・・

「どっちでもいい!!」

「・・・は?」

ですよねぇ~

「いや、そもそも二択じゃねぇじゃん。」とゆーツッコミはさて置き・・・

どーゆー事かご説明しましょう。と思ったらもうこんなお時間ですね。

続きはまた次回とゆー事で。

勿体ぶりますねぇ~

などと云々。

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