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© 2018 とたに接骨院 / 鍼灸マッサージ院 妙

症例〈腓骨遠位端部裂離骨折〉

千曲市戸倉のとたに接骨院です。


今回は症例報告です。


つまり実際に当院で行った治療をご紹介します。


最近DIYネタばかりアップしてますが

こう見えて一応ちゃんと本業もやってるんですよ(キリッ)



では患者さんの情報から。

もちろん患者さんの了承を経て掲載していますからね。


・8才男児

・ドッヂボールの練習中に右足を内反して負傷

・翌日になっても痛みがあり外果(外くるぶし)に少し腫れがあったため当院受診


内反ってゆーのは


これの事です。


外果の腫れは左右見比べれば分かる程度で、決して強いものではありません。

ただ前距腓靭帯の付着部に圧痛(押すと痛い)がありました。


早速エコーを撮ってみました。


正常な外果はこのように映ります。


しかし今回の症例では


外果の一部が剥がれて浮いているのが分かると思います。


これを動画で見ると・・・




剥がれてる部分がぷかぷかと動いているのが分かると思います。


これがいわゆる

腓骨遠位端前距腓靭帯付着部裂離骨折

です。


長いですね。


直訳すると

外くるぶしの前距腓靭帯がくっついている部分が剥がれて骨折している

とゆー事です。


エコーで見るとこんなにはっきり分かるんですが、レントゲンではどんな感じに映るんでしょうか?



正面からまっすぐ撮った画像を見てみましょう。


左側の赤丸部分が今回骨折した右足の外くるぶしです。

青丸は左足の外くるぶしです。


まあこれでは全く分かりませんね。


こちらは横からとった画像です。


一見これもよく分かりませんよね?

ただよーーーく見てみると・・・


実はわずかに黒い線が入っているんですね。


こんな感じなんですが・・・


まあでも普通は分かんないですよねぇ・・・



こちらは少し外側から斜めに撮った画像です。


今回はこれが一番はっきり写っていました。

ただ残念ながらこの角度は右足しか撮ってもらってないので比較が出来ないんです。


赤丸の部分を拡大してみると・・・

奥のある別の骨と重なっていてよく分からなくなっていますが、外くるぶしの輪郭をなぞっていくと段差になっている部分があるんですね。


こんな感じです。


もうここまでドンピシャで被るとなると逆に奇跡ですね。


残念ながら今回はATFLviewでは撮ってもらえませんでした。


もし撮っていればこんな風に映った事でしょう。



ちなみに今回の症例は病院で捻挫と診断されています・・・

レントゲンだけで診断することがいかに難しいかがよく分かると思います。

エコーって、大事ですね。


治療はもちろんギプスを巻きました。


これで2週間固定します。


通常はそこから1週間はシーネ固定にするんですが、今回は2週間の段階で骨片が全く動かなかったんでそれ以降はサポーターにしました。


リハビリの経過もすこぶる良かったため、3週間でスポーツに復帰させて1週間様子を見ていましたが全く問題ありませんでした。


4週間経って撮ったエコーがこちらです。



もう全然動きません。

完治ですね。


小学生くらいならこの骨折でも1ヶ月ほどで治っちゃいます。


ただ逆を言えば早期にしっかりとした処置が行われなければ骨がずれたままくっつくか、或いはそもそもくっつかなくなってしまいます。


つまり後遺症を残してしまうとゆー事ですね。



この症例は最初に当院を受診しました。


エコーで骨折が確認出来ていた為、病院で捻挫と診断されてもきちんとした初期処置を行って後遺症を残さず治せました。



もし順序が逆だったらどうでしょう?


レントゲンで骨折は確認できない(見つけられない)為、腫れの度合いから軽い捻挫として十分な処置がされなかったことでしょう。


「じゃあ1週間後にまた見せてください」などと云々。


1週間経って少し痛みが改善しれば、そのまま捻挫として認識されたままになってしまいます。



捻挫と言われると

「よかった骨折してなかったぁ」

と安心してしまう方がほとんどです。



なので何日か安静にしてれば治るだろうと考えてしまいます。


でもしばらくしてもなかなか痛みが無くならないので、不安になってエコーが撮れる当院を受診し実は骨折だったことが判明。


ただ数週間が経過してしまったためもう骨片がくっつかず、結局後遺症を残してしまう・・・


これ、単なる僕の妄想ではなくて

実際に良くある話なんですよ。


もうね、ホント残念な気持ちになりますよ。

その時の親御さんの悔しそうで悲しそうな顔は見てられません。


こーゆー思いをする方が一人でも少なくなるように祈っています。

少なくともこのブログをご覧になった方は、足を捻ったら当院にご相談下さい。



もし遠方の方なら、信頼できる治療院をご紹介します。


といってもほとんど東京近郊なんですけどね・・・

などと云々。